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蓄電池とエコキュートの関係とは？深夜電力が鍵を握る！
- 2020.07.31
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太陽光発電や蓄電池を利用され、極力光熱費のかからないスマートハウスでの暮らしをされる方が増えています。
これは、ガス給湯器や灯油ボイラーをご利用の方でも実現できることなのですが、実は給湯器がエコキュートの住宅と一番相性が良いのです。
エコキュートってよく聞くけど、一体何？？という方もいらっしゃいますよね。
今日はこのエコキュートについて、また、エコキュートと蓄電池との関係性についてお伝えしたいと思います。
目次
エコキュートの住宅は電気代が深夜割引になる！
エコキュートとは給湯器の一種で、冷蔵庫程の大きなタンクとエアコンの室外機のようなものがセットになったものです。
エアコンのように冷媒に外気を取り入れ、空気の熱を利用して省エネで湯沸かしし、タンクにためたお湯を使う作りになっていて、以前の電気でお湯を沸かす電気温水器よりも３分の１の電気量でお湯が沸かせます。
当然、ガス代や灯油代がかかる給湯器よりもかなり安くお湯が沸くので、エコキュートを使うだけでご家庭の光熱費の負担は減ります。
しかもそれだけではなく、エコキュートをご利用の方は電力会社に申請し、電気を深夜割引にすることができるのです！
オール電化の住宅は電気が深夜割引になると聞かれたことがありますでしょうか？
実は、オール電化にしなくてもエコキュートの導入で電気を深夜割引にすることができます。
夜行性の方でなくても、深夜にも冷暖房や冷蔵庫など電気はほぼ必ず使っていますので、深夜が割引にできる！というところもエコキュートの大きな魅力と言えます。
給湯器をエコキュートに変えて、不便になることはないの？
お湯を「沸かしている部分」を変えるだけですので、工事は簡単です。
蛇口も湯船も替えませんので、基本的には何も変わらずに生活していただけます。
お風呂が２階、３階にある場合や山間部など地下水をご利用の方は水圧が心配ですが、対応した機種がありますので問題ありません。
デメリットとしては、
・給湯器の本体代金が高い
ガス給湯器や灯油ボイラーよりは高価な商品ですので、光熱費が下がる代わりに給湯機代は高くつきます。
・本体が大きい
他の給湯器と同じく家の外側に置きますが、高さも幅もあり大きいので外壁添いの通路部分などは通れなくなってしまう可能性があります。
設置位置を工夫したり、薄型のエコキュートなどの製品もありますが、どうやっても設置スペースの無い場合もあるでしょう。
深夜が割引になったら良いことがいっぱい！
エコキュートを導入して、深夜の電気代が割引になったら、今度は昼間の電気代が気になります。昼間は割り引かれていないのです。電力会社によっては、かえって昼間は高くなってしまうという場合もあります。
そこで活躍するのが太陽光発電です。太陽光発電は「昼間にしか発電できない」という性質がありますが、それを逆手に取れます。
太陽光発電の余剰売電契約では、昼間に作った電気を家で使い、使い切れなかった分を売電しますので、昼間は電気を買いません。
つまりエコキュートにしている家で太陽光発電もしていれば昼間の電気代はゼロ、深夜は割引となり、電気代は格段に安くなります。
さらにさらに、蓄電池が大活躍！
さらに蓄電池があれば、ここまでご説明した節約効果をパワーアップさせることになるのです。
太陽光発電の電気をためて発電しなくなる夕方からの電気代をカバーし、深夜電力をためて電気代が割高になる朝以降の電気代も深夜割引と等しく安くなり、電気代がさらに下がるのです。
蓄電池はこれだけの仕組みを全て踏まえた上でさらに効率を上げて電気代を節約してくれるのです。まさにスマートな製品と言えます。
まとめ：エコキュートと蓄電池は相性バッチリ！
いかがでしたでしょうか？
エコキュート自体は単なる給湯器ですが、太陽光発電や蓄電池と大きく関わる仕組みになっていて、大きなメリットになるのをおわかりいただけたかと思います。
「太陽光発電に蓄電池を付けようと思っているけど、給湯器はガスを使ってるんだよね…」
という方には迷わずエコキュートもお勧めしますが、他のガス機器はやめなくても大丈夫ですのでエコキュートの設置が可能かも是非ご検討ください。
ちなみに、ガスコンロ→ＩＨクッキングヒーター、ガス床暖房→電気床暖房、ガス衣類乾燥機→電気衣類乾燥機など、しっかりオール電化にしてガス代のご負担もゼロに！というのももちろん素晴らしいのですが、個人的には床暖房や衣類乾燥機はガス機器の方がパワフルで良いような気がしますので、無理にご紹介はしません。
ご不便になるようなご案内は致しません。
ウチはどうすれば便利で光熱費も安くなるの？
皆様それぞれの生活に一番最適なプランを正直にお答えいたします。蓄電池やりくりナビにお電話下さいませ。
