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蓄電池の進化が止まらない!蓄電池に欠かせないリチウムイオン電池について解説! 

  • 2020.08.05
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蓄電池をご利用の方が増えており、太陽光発電をご利用の方が家庭用据置型蓄電池を導入されることが多くなっています。また、電気自動車(EV)も世界的に増えており、化石燃料である石油でのガソリンの消費を減らすことができていっています。これも、素材は同じリチウムイオン電池です。

現在の家庭用蓄電池はほとんど全てこのリチウムイオン電池ですが、これは夢のような新素材で画期的な商品が作られたら、リチウムイオン電池を購入した方は後悔してしまう気がしますよね??
研究により色々なエネルギー技術の開発が行われており、すぐにそういったニュースを見つけることができます。技術の進化にはバッテリーの進化が欠かせません。
そこで今回は、リチウムイオン電池についてご説明し、全固体電池やさらに画期的な新技術についてご紹介いたします。

 

リチウムイオン電池とは?これまでどのように進化したのか。

多くの電気製品にとって、バッテリーは心臓部であると言えます。バッテリーの優劣は製品の性能やサイズに関わるので、優秀なバッテリーが製造されることで製品は性能が向上し、小型化が進みます。
昔から、持ち運びする目的の簡易な製品には使い捨ての乾電池などが利用されますが、充電・放電を繰り返して利用する携帯電話やノートパソコンなどの製品では充電できるバッテリーが搭載されます。近年の近代的な家電製品の性能が向上してゆくためにはリチウムイオン蓄電池の進化が欠かせませんでした。

リチウムイオン蓄電池が進化・小型化したことで、長期間の繰り返しの充放電に強く、小型で安定した性能を実現したスマートフォンやパソコンが製造可能になったのです。
もはや家庭用据置型蓄電池においてもリチウムイオンが素材として採用されていることは当然のものになっており、蓄電池のことをLIB(リチウム・イオン・バッテリー)と呼ぶことでも測り知ることができます。
蓄電池やりくりナビで取り扱っている家庭用据置型蓄電池も、当然ながら素材はリチウムイオンの製品ばかりです。

リチウムイオンを超える、全く新しい画期的な新技術・新素材の研究・開発は日々行われており、目新しいものは経済新聞の記事などで取り上げられたりしています。
蓄ナビのお客さまにも、「全く新しい新製品が出るかもしれないなら、安くて性能が良いものが出るに決まっているから、今は買わない!」という方も居ます。
さて、蓄電池はいつ進化するのでしょうか?

 

話題の「全固体電池」はいつ商品化されるのか?

最近で、大手電気自動車メーカーや大手家電メーカーにより開発・研究が進められている新しい蓄電素材として、一番直近で実用化するのではないかと注目を浴びているのが、全固体電池です。これまでのリチウムイオン電池が、液体のリチウムイオンを材料としており、製品や環境によっては発熱や膨張などの可能性がありました。

全固体電池は簡単に言うとリチウムイオンが液体でなく固体(砂状・石状など)であるというだけの違いなのですが、液体蓄電池では達成できないほど小型化し、過酷な環境でも機能性が確保できます。
電気製品において小型化=性能向上ですので、大いに期待できます。

未だ、一般に販売される製品としてはできていないものですので、現行の液体のリチウムイオン電池の製品よりも安くて高性能だとして売り出される段階ではありませんので、数年以内に突然売り出されるかも知れませんし、最初は商品価格が高すぎてコストに見合わず、液体リチウムイオンの蓄電池が売れるのかな、と筆者は思っています。

 

さらに画期的な新技術!?水性ハイブリッドイオン蓄電池とは

たくさんのレアメタルを必要とするリチウムイオン電池に替わる画期的な素材として、長年ニュースに上がるのが水性ハイブリッドイオン蓄電池です。レアメタルとは比較にならない材料費となるはずの技術で、素材そのものはなんと「只の塩水」です。

これが安定して使用できる蓄電池の技術として確立すれば、リチウムイオン蓄電池とは比べ物にならないほど格安な製品となるに違いありません。それ故、世界中で盛んに研究されている素材で、ハードディスクのように塩水に情報を記憶させる技術なども開発されています。
製品の生産工程を想定する限りでは、単なる塩水を製造するほうがレアメタルから製品を製造するよりも明らかにコストダウンができるため、かなりの低価格でリチウムイオンを超える蓄電性能が可能になるかも知れないと話題になっており、間違いなく素晴らしい技術です。

もちろんですが、塩水なら何でも良いというような簡単な技術ではありませんので、安定して蓄電ができる塩水の研究と、安定して充放電ができる電極素材の研究が進み、それが商品化されるのはいつの日か…道のりは近くはないように思います。

 

現在、リチウムイオン蓄電池は買いか?待ちか??

答えがあるわけではありませんが、一般的に新しい技術が開発されても、それが製品化、普及するのには多大な時間を要します。
現在、このページをご覧の皆さんは太陽光発電の経年や、年々高くなってゆく電気料金に既に直面されていることと思います。
何十年も待っていられる方はほとんどいらっしゃいません。
現在のリチウムイオン電池を、最大限の努力価格で胸を張ってご紹介させていただけます。
お問い合わせは蓄電池やりくりナビに!
お待ちしております。

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