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もっと知りたい家庭用バッテリー(蓄電池!)こんな家庭にすすめたいメリット6つ紹介 

  • 2020.06.22
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昨今、「家庭用ソーラーパネル」と合わせて「家庭用バッテリー(蓄電池)」を導入するご家庭が増えつつあります。

電気代が削減できたりや非常用電源などのメリットがありますが、具体的には6つのメリットがあることをご存知でしょうか?

そこで、ソーラーパネルと一緒に家庭用バッテリーを導入するメリットについて解説します。

1.お金に関するメリット


まずは、「お金」に関する3つのメリットについて解説します。

1-1.深夜の安い電気を有効活用できる

人によっては、「深夜の安い電気を有効活用できる」というメリットがあります。

これは電力会社のプランにもよりますが、深夜の電気料金が安く設定されている場合、その間に家庭用バッテリーに普通の電気を充電しておくことで、電気料金が高い昼間の時間帯に「深夜帯の電気料金が安い電気」を消費できるのです。

1-2.売電量を増やすことができる

上記のメリットを活かすことができれば、太陽光発電で発電した電気の「売電量を増やせる」というメリットも享受できるでしょう。

昼間はソーラーパネルで太陽光発電ができ、消費電力は深夜に充電した家庭用バッテリーの電気で補うことで太陽光発電で得た電気の多くを売電に回すことができます。

1-3.うまく活用すれば購入費用を回収できる

このように、家庭用バッテリーと太陽光発電を組み合わせ、上手に活用することで「購入費用を回収できる」というメリットを享受できるかもしれません。

家庭用バッテリーは相応の購入費用になるわけですが、上記のような使い方をすることで電気代の節約と売電収益の増加により、家計の収支が大幅に改善する可能性があります。

これによって「浮いたお金」を家庭用バッテリーの購入費用に割り当てることで、導入にかかった費用を回収し、場合によってはプラス収支になる可能性もあるのです。

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上手に活用すればその分だけ早くコストを回収できる!

2.自家消費に関するメリット


次に、「自家消費」に関する3つのメリットについて解説します。

2-1.停電時でも電気が使える

家庭用バッテリーの最大のメリットといえば「停電時でも電気が使える」ということです。

国・地域 年間の停電発生件数(1軒あたり)
日本 0.14
ニューヨーク州 0.12
カリフォルニア州 1.46
ドイツ 0.59
フランス 0.22
イギリス 0.54

全体の数字で見ると7年に1度の頻度でしか停電が発生していないように思えますが、日本は地震や台風などの影響を強く受ける国なので、停電はそれほど非日常というわけでもありません。

停電になると家電製品は全滅、特に「オール電化」にしているご家庭は家庭内の何もかもが使えなくなるという不便さを味わうことになるでしょう。

太陽光発電システムなどの発電設備だけを設置されていても、停電時に使用できるのは停電時専用のコンセントのみですので、充分とは言えません。

事前に家庭用バッテリーに十分な電気を貯めておくことができれば、停電時でも電気を使えるため、停電の復旧に時間がかかっても不便さを最小限に抑えることができます。

2-2.電気自動車との相性バツグン!

家庭用バッテリーと太陽光発電は「電気自動車」との相性がバツグンです。

電気自動車は通常、街中の専用の充電スポットで充電しますが、家庭用バッテリーとソーラーパネルでの発電、充電用のスタンドを導入することで自家発電で電気自動車のエネルギーを賄うことができます。

自宅で駐車中に充電できるので、街中の充電スポットを利用する頻度を減らすことができます。

2-3.太陽光発電を自家消費することで環境に配慮できる

家庭用バッテリーと太陽光発電を上手に組み合わせて、自家発電した電気を消費することにより「環境への配慮」という大きなメリットがあります。

例えば電気自動車は環境に優しいイメージがありますが、発電方法がクリーンでなければあまり環境へ配慮することはできません。

自宅で太陽光発電した電気を電気自動車に充電すれば、100%クリーンエネルギーで動く電気自動車を利用することになるのです。

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停電時でも電気を使えるから安心して生活できる!

3.家庭用バッテリーを導入するデメリット


ここまで家庭用バッテリーを導入するメリットについて解説しましたが、家庭用バッテリーを導入することにはデメリットもあることについては理解しておく必要があります。

3-1.購入・設置費用が高額

まず、家庭用バッテリーはそれなりに高額で、設置費用も含めると相当なお金がかかることになるでしょう。

概算で100万円~200万円の導入費用がかかる可能性もあります。

3-2.寿命で使えなくなる

次に、家庭用バッテリーは半永久的に使用できるわけではなく、「寿命で使えなくなる」という点は考慮する必要があります。

使えなくなれば当然ながら修理・交換が必要であり、コスパを考慮する際には購入予定の家庭用バッテリーの平均寿命についても調べておく必要があります。

3-3.置き場所を確保しなければならない

最後に、家庭用バッテリーを設置するということは「設置場所を確保しなければならない」という点も考慮する必要があります。

最近では小型・省スペースの家庭用バッテリーも多いですが、充電量の多いバッテリーや高性能なものだと大型なものも多いです。

導入するにあたってはカタログスペックに記載されている寸法を確認し、設置場所を検討してください。

「プロの一言アドバイス」
蓄電池の寿命は電池の種類によって異なりますが、使い方次第では相場より短命になるかも!

4.まとめ:初期費用はかかるがメリット豊富な家庭用バッテリー!

家庭用バッテリーは導入に費用がかかるという点が大きなネックですが、うまく活用すればその費用を回収できる可能性もあります。

導入にあたっては国や自治体の補助金を利用しつつ上手に家庭用バッテリーを活用し、ソーラーパネルなどの設備を含めて丁寧にメンテナンスすることで少しでも寿命を引き延ばし、しっかりとメリットを享受できる条件を整えましょう。

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