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停電時に蓄電池があるとどう変わる!?イマ蓄電池を設置すべき理由5つ
- 2020.07.29
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どのご家庭でも電気でさまざまな家電を動かしていますが、「停電」が発生すると基本的にどの家電も動かせなくなり困ってしまいます。
一時的・短期間の停電ならまだしも、災害などを原因として長期間の停電が発生してしまうと、生活の質が大幅に低下してしまいます。
そこで、停電時でも電気を使えるようにするために蓄電池を設置するべき理由について解説します。
1.停電時に電気が使えるとどうなる?
停電が発生すると基本的に困りますが、特に停電時に困ることをピックアップし、蓄電池があるとどのようになるのかについて解説します。
1-1.冷蔵庫の中身を守ることができる
停電時で特に困ることは「冷蔵庫が使えない」ことでしょう。
冷蔵庫・冷凍庫で保存している食品の多くが傷んでしまい、災害などの発生状況によっては日々の食事にも困るかもしれません。
停電時でも蓄電池を使って冷蔵庫の機能を維持することで、冷蔵・冷凍保存している食品の劣化を防ぐことができます。
1-2.照明器具で夜も明るい
停電時で次に困ることといえば「夜の暗さに対応できない」ことではないでしょうか。
基本的に家庭用の照明は電気で動きますので、乾電池等で動かせる懐中電灯やアウトドア用の照明器具やロウソクなどでしのぐしかありませんが、一般的な照明を完全に代替することは難しいです。
蓄電池で家庭用照明を動かすことができれば、夜間でも家庭用照明を使うことで暗さを解消し、不安の発生を防ぐことにつながります。
1-3.電子レンジやIHなどの調理家電が使える
電気が使えないことで困ることといえば「調理家電が全滅する」ことでしょう。
最近はIHなど調理器具も電化が進んでいるため、停電時に加熱調理が全くできないという困った事態に陥ってしまいます。
蓄電池で調理家電を1つでも動かすことができれば、停電時でも温かい食事を用意することができるでしょう。
1-4.スマホの充電やテレビで外部と連絡・情報収集できる
停電時に困ることといえば「スマホが充電できない」「テレビが見られない」ことも挙げられます。
スマホの充電はいつかなくなりますし、テレビは停電時には見ることができません。
外部との連絡や情報収集、特に停電の理由が災害によるものだと、これらが使えなくなることは大きな不安の原因になりかねません。
蓄電池があればスマホの充電はお手の物、テレビを見ることで停電や災害に関する情報収集もバッチリです。
1-5.エアコンや扇風機、ヒーターが使えれば快適な室内を維持できる
停電時、場合によっては体調や命に関わる可能性もある家電「エアコン」などの暑さ・寒さ対策となる家電です。
特に台風による停電は夏の暑い時期に多く見られるため、クーラーや扇風機が使えなくなって熱中症のリスクを高めることになります。
大型家電を動かせる蓄電池は限られるものの、対応できるのであれば夏の暑さや冬の寒さを、停電時でも蓄電池を使って該当の家電を動かすことでしのぐことができます。
蓄電池で動かす家電等の使い方次第で、長期間の停電時でも「生活の質」を維持できます!
2.停電時に活躍する蓄電池の選び方
蓄電池は停電時に大活躍しますが、停電時に少しでも快適な生活を維持したいと思うのであれば購入する蓄電池の性能については考慮したいところです。
蓄電容量 | 電気をどれくらい貯められるか |
---|---|
出力電圧 | 100Vおよび200V |
負荷のタイプ | 特定負荷および全負荷 |
価格 | 補助金を利用しつつ予算と相談 |
サイズ・重量 | 設置場所に影響 |
これらのうち、停電時の役立ち度合いを左右するのは「蓄電容量」「出力電圧」「負荷のタイプ」の3つです。
2-1.蓄電容量
長期的な停電にも対応したいと思うのであれば「蓄電容量」は多いに越したことはありません。
大型の蓄電池であれば12kWh~16kWhほどの蓄電容量があり、停電時に最大まで貯めていれば当面の電気を賄うことができるでしょう。
ただし、大容量の蓄電池ほど高価格化・大サイズ化する傾向にあるため、予算や設置場所との兼ね合いは重要です。
2-2.出力電圧
停電時でも多くの家電を動かしたいと思うのであれば「出力電圧」にはこだわりたいところです。
一般的な蓄電池は「100V」および「200V」の出力電圧に対応しており、IHクッキングヒーターなどの大型家電を動かすためには200Vの出力電圧が必要です。
小型蓄電池の多くは100Vのみ対応というモデルが多く、蓄電容量が少なめなのでそもそも大型家電を長時間使用するには適していません。
停電時でもエアコンなどの大型家電を動かしたいのであれば、200Vに対応している蓄電池を選びましょう。
2-3.負荷のタイプ
「負荷のタイプ」とは、停電時に分電盤のどのスイッチに対応する箇所に電気を使うか選択する「特定負荷タイプ」と、すべての箇所に対応する「全負荷タイプ」の2種類です。
全負荷のほうが基本的な利便性が高いように思われがちですが、停電時に分電盤のどのスイッチに対応するかを選んでおく特定負荷の方が、計画的に電気を消費することができます。
停電時でも動かしたい箇所に応じて必要な性能を持った蓄電池を選びましょう!
3.まとめ:蓄電池は停電時でも電気を使える救世主!必要な機能を選んで購入しよう
蓄電池に電気を貯めておけば、停電時でも家電を使えるようになるので生活の質を維持するのに役立ちます。
ただし、どの蓄電池でも良いわけではなく、停電時の電気の使い方によって必要な性能が異なり、それに見合った蓄電池を選ぶことが重要です。
停電に備えて蓄電池の購入をご検討中の方は、ぜひ「蓄電池やりくりナビ」までお問い合わせください!