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太陽光パネルと蓄電池を一緒に導入する際に「費用」はどう考えるべき? 

  • 2020.10.24
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太陽光パネルのイメージ日常生活を送るうえで無視できない話題の1つが「お金」に関することです。

さまざまな物品の購入にはお金がかかり、「太陽光パネル」や「蓄電池」の購入にも当然ながらお金がかかります。
そこで、太陽光パネルと蓄電池をセットで導入する際のお金、つまり「費用」について解説します。

1.一緒に導入するのであれば、その分だけ費用は多くかかる

財布と電卓のイメージ
言うまでもありませんが、「太陽光パネルまたは蓄電池を単体で導入する場合」よりも「太陽光パネルと蓄電池をセットで導入する場合」のほうが、多くのお金がかかります。

それも何百万円か、物によっては1,000万円を越える出費になる可能性もありますので、安易な基準では導入を決めることはできません。

例えば1本100円のボールペンであれば「使えなければ捨てて買い替えればいい」とも考えられますが、金額を考えると太陽光パネルと蓄電池で同じことはできないでしょう。

太陽光パネルと蓄電池の導入に関しては「機能面でのメリット」について重視する考え方もありますが、金額の大きさを考えると「費用面をどう考えるか?」も無視できない基準となるのです。

「プロの一言アドバイス」
蓄電池は安いものでも(設置費用を含めて)100万円前後の予算を見積もる必要があります。

2.太陽光パネルと蓄電池のセットによる「お金」の知識

考える女性のイメージ
それでは、具体的に「太陽光パネルと蓄電池をセットで導入する場合の『お金』」について解説します。

2-1.補助金について確認する

蓄電池の導入に際しては「補助金」を利用できる場合があります。

補助金の内容次第では、1つの蓄電池で数十万円の金額が補助されることもあるのです。

ただし、あらゆる蓄電池購入のケースにおいて補助金が利用できるわけではありません。

補助金は適用条件などを理解するのに時間がかかるケースも多いので、補助金の利用の是非や補助される金額などについては、販売店のスタッフに相談してみてください。

2-2.太陽光パネルや蓄電池にも値段の違いがある

先ほど「セットで1,000万円を越える可能性もある」という話をしましたが、逆に「セットを数百万円で導入できるケースもある」ということを理解しておきましょう。

補助金の兼ね合いも少なからずありますが、何よりも重要なことは「太陽光パネルと蓄電池には商品の種類があり、商品ごとに値段が異なる」ということです。

弊社で取り扱っている蓄電池にも、設置費用を含めて100万円前後で導入できるものがありますし、逆に高性能・大容量のため、より高額になる蓄電池もあります。

実は、蓄電池は「大は小を兼ねる」という考え方よりも、不要な機能や性能を省き、必要最小限のものを選ぶのがおすすめです。

多くの蓄電池は「蓄電容量や機能の多さ」が値段に直結しやすい性質があり、同じメーカーでも蓄電容量が変われば値段も大きく変わります。

何となく「容量が多い方が使い勝手がいいのでは?」と思われるかもしれませんが、それだけではありません。

例えば「2Lの水筒」と「5Lの水筒」があるとします。

外出で2Lしか水筒の飲み物を飲まなかったとしたら、5Lの水筒では中身が半分以上余って持って帰ってしまい、その分だけ道中は重い荷物を持つことになりますよね。

それと同じように、容量が多い蓄電池は停電時に多くの電気を使えますが、例えば「停電時は携帯の充電と照明が使えればいい」といった使い方であれば、膨大な蓄電容量は宝の持ち腐れとなってしまいます。

要するに「高額でも高性能な蓄電池を導入するべき」というわけではなく、「使い方に合った蓄電池を選ぶ」ことのほうが、導入後のメリットが大きくなりやすいのです。

また、価格の大小は蓄電池の寿命にさほど影響しませんので、「高額でも長く使えた方がいい」といった考え方も難しくなります。

蓄電池の選び方については、費用面で無理に背伸びをする必要はなく、使い方を考えて最適な蓄電池を、販売店の担当スタッフと相談しながら選んでください。

場合によっては価格の安い蓄電池が最適な選択肢になる可能性もあるのです。

2-3.太陽光パネルと蓄電池のセットによる経済効果

太陽光パネルと蓄電池をセットで導入するのであれば、これらのメリットを活かした「経済効果」についても考慮するべきです。

よく「太陽光パネルと蓄電池で電気代が節約できる!」という話を聞きますが、具体的にどのような理由で電気代節約効果が生まれるのかについてご存知でしょうか?

まず「太陽光発電による節電」により、昼間の電気購入量を減らして電気代を節約できます。

次に「蓄電池による太陽光発電の電気の蓄電」により、昼間に作った余剰電力を蓄電池に貯めておき、発電できない夜間にも昼間に作った電気を使えることでさらなる節電効果を生むのです。

「完全に電力会社に頼らずに電気を使った生活を送る」ことは難しいでしょうが、太陽光パネルと蓄電池には少なからず電気代節約効果がありますので、購入時の費用に関してはある程度シミュレートして商品選びに反映させることをおすすめします。

「プロの一言アドバイス」
蓄電池の使い方と最適な蓄電池選びは、知識が豊富な担当スタッフとの相談が重要です。

3.まとめ:導入費用についても販売店に相談して最適な選択肢を!

お金の話は決して安易な基準で考えて良いことではなく、太陽光パネルと蓄電池の設置メリットを少しでも多く享受するためには費用面で後悔しない導入の仕方をすることが重要です。

どちらの商品も選択肢が豊富にありますから、機能面などだけではなく費用面でも入念に考慮する必要がありますので、販売店の担当スタッフと入念に相談して最適な選択肢を実現してください。

蓄電池の費用面に関するご相談は、ぜひ「蓄電池やりくりナビ」までお気軽にご相談くださいませ!

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