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太陽光発電・蓄電池、今の時代設置すべきなの? 

  • 2021.01.31
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約10年前、太陽光発電の固定買取制度が始まった頃は、太陽光発電は設置すれば儲けになると考える方が非常に多くいらっしゃいました。
そこから固定買取単価が下がり続け、10年前をご存知の方で「今更太陽光発電を設置しても…」とおっしゃられる方、かなり多くいらっしゃいます。
確かに固定買取単価だけを見ると、太陽光発電は「今更」なものかもしれませんが、太陽光パネルの質の向上・価格の変化、社会情勢、買電の単価高騰など多角的に見ると実はそうではありません。
そして今は10年前にはなかった蓄電池があります。
10年前から多くが変わった今、果たして太陽光発電、そして蓄電池は設置すべきなのでしょうか。
今回は基本的な内容とはなりますが、こちらを考えていきましょう。

買電・売電の単価から考えてみる!

まず、多くの方がおっしゃられます。
「売電の単価がまた下がったんでしょ。今更太陽光発電つけても損になるんじゃないの?」ということ。
おっしゃる通り、売電単価は年々下がり続け、来年度はまた2円下がり19円/kWhになると言われています。
しかしご存知でしょうか、売電単価が下がる一方で買電単価は年々高騰し続けているのです。

近年では、夏の気温はどんどん上昇し、夏の夜は命を守るためにエアコンを付けたまま寝ることを勧められていますよね。
それに加え、電化製品の使用頻度も増え、電気代が昔よりも高くなっているのは、使用量が増えたからだとお考えになられている方がほとんどです。
もちろん使用量の増加は電気代が高くなっている要因の一つですが、実はそれだけではありません。基となる単価が年々高騰しているからなのです。

そしてついにここ数年で、買電を売電の単価が逆転してしまいました。
それはつまり、高い電気を買って、安く電気を売っている状況になっているということです。

それであれば、太陽光発電に蓄電池をプラスして、電力会社から極力電気を買わず、自分の家で作った電気を使ってしまいましょうというのが今の時代の流れになります。
そのため、新築で太陽光発電を設置される方の多くが蓄電池まで設置をし、スマートハウスにしているのです。

災害対策にはやっぱり太陽光発電と蓄電池を!

日本は災害が多い国です。
地震・台風・大雨…大きな災害となると数日間などではなく、何週間も停電が続いているというニュースを見かけることも少なくはありません。

ここ数年で起きた災害をまとめてみました。

・2020年7月【令和2年7月豪雨】
熊本県を中心に九州や中部地方など日本各地で発生した集中豪雨。
・2019年9月【台風19号】
関東地方や甲信地方、東北地方などで記録的な大雨となり、甚大な被害をもたらした。
・2019年9月【台風15号】
関東上陸時の勢力では過去最強クラスの台風
・2019年8月【九州北部豪雨】
長崎県から佐賀県、福岡県までの広い範囲にかけて、長時間にわたる線状降水帯による集中豪雨が発生
・2018年9月【北海道胆振東部地震】
Mj6.7・震度7観測。苫東厚真火力発電所の緊急停止から発生したブラックアウトにより全道295万戸が停電
・2018年7月【7月豪雨】
西日本豪雨とも言われる。広島県、岡山県、愛媛県などに甚大な被害をもたらし、死者は200人越え。
・2018年6月【大阪北部地震】
M6.1・震度6弱を観測。大阪北部で観測史上最大。

いつどのような災害に見舞われるかは誰も知ることはできません。あまり地震が発生するイメージのない大阪でも近年大きな地震がありましたね。

そんな中で有益になるのが、やはり太陽光発電と蓄電池です。
何日も電気が使えない生活は大人の健康な人であれば耐えることができるかもしれません。しかし、高齢者の方や幼いお子様などはどうでしょうか。
またその時期が夏であれば空調なしで過ごすことは容易なことしょうか。

その中で「それだったら太陽光発電だけで十分じゃない?」とおっしゃられる方、いえいえ、夜こそ電気が必要なのです。
夜はほとんどの方が家にいらっしゃいます。そしてもちろん真っ暗です。電気がなく足を踏み外し階段を転げ落ちたというお話、実はよくある話なんです。
今の蓄電池であれば、性能もアップし、最大容量もどんどん増え、特定負荷だけでなく全負荷タイプも増えてきました。
災害時でも電気のある暮らしを。それが家族の安全への第一歩と言えるのではないでしょうか。

でも高いんでしょ…?とお思いの方、必見!

太陽光発電に蓄電池…。設置費用がすごくかかるんじゃないの?とご心配されている方、こう考えてみてください。
まず、太陽光発電と蓄電池を現金一括でご購入される方はあまり多くありません。多くの方が月々のお支払いを選択されます。
確かに一度に数百万の出費は家計にとってかなりの負担となってしまいます。しかし、月に数万円ずつであればかなり現実味が出てくるのではないでしょうか。

また考え方として近しいものが【保険】です。
保険は何かあった時のために月々決められた金額を支払い続けますよね。
個人での医療保険などだけでなく家に対しても保険をかけられている方が多いのではないでしょうか。
太陽光発電や蓄電池の費用もそれに近しいように考えてみてください。
災害があった時に安心して暮らせるように設備投資をしておく。何かあった時のために備えておくということです。

その上、太陽光発電と蓄電池であれば、先で述べたように高騰していく電気代の対策にもなります。月々の電気代を軽減させながらもしもの備えをしておくというイメージですね。
「あなたは災害時に大事な家族を守るために月々いくらお支払いができますか?」その金額は大事への備えの金額なのです。

まとめ:今の時代でも太陽光発電・蓄電池は設置すべし!

昔は儲けるためにという理由で設置していた太陽光発電。今の時代は高騰する電気代対策の為に、そして災害対策の為にと蓄電池も合わせて太陽光発電を設置される方が多くいらっしゃいます。
時代の変化、蓄電池の登場によって設置する理由は変わってきましたが、やはり太陽光発電は設置すべき優秀な家庭の味方と言えます。まだ設置されていない方はぜひご検討してみてください。

しかしご家庭によって日当たりやお屋根の向き、光熱費の使用状況など様々ですから、あまり太陽光に適していないご家庭(家)があるのも事実です。

蓄ナビでは蓄電池だけではなく、太陽光発電も取り扱っております。
太陽光発電だけの販売も可能です。だからこそ、ご家庭で何が一番お得になるのか、安心安全に暮らしていただけるのかをお伝えすることができるのです。

専門のものでなければ、どのメーカーがいいのか、容量は何が最適か、そもそも設置すべきかそうでないか、などわかるものではありません。
蓄ナビはお問合せはもちろん無料!ご訪問してのご説明やシミュレーションも行っております。
新型コロナウイルスの感染対策は万全にしておりますのでご安心ください!

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