COLUMN コラム

コラム

ニチコン新機種【ESS-U4X1】【ESS-U4M1】が2021年4月に新登場! 

  • 2021.03.08
  • コラム

少し先のお話ですが、2021年4月にニチコンの新機種が発売開始となります。
今回は、新機種がどのような蓄電池なのか、そしてどのような方におススメの蓄電池なのか等、発売前に一挙大公開でご説明させていただきます!

特徴1:家庭用として最大容量

家庭用としては最大級の蓄電容量 16.6kWhと、たっぷり蓄えられる11.1kWhがラインアップ。
「もしも」の停電時には、しっかり電気を供給し、家庭における標準的な家電が長時間にわたって使用可能。
また、「いつも」の節電にも活用でき、太陽光発電と組み合わせることで電気の「家産家消」も目指せます。

例えば下記のように家電を使用したとしても、合計使用は約9.3kWh!

・テレビ  9時間  0.58kWh
・照明   7時間  0.28kWh
・スマホ等 2時間  0.09kWh
・ルーター 24時間  0.36kWh
・冷蔵庫  24時間  1.2kWh
・エアコン 21時間  6.3kWh
・IH調理器 0.5時間 0.45kWh

特徴2:家まるごとバックアップする「全負荷」&「200V」対応!

停電時に蓄電システムから給電する配線系統を選ばない「自動切替分電盤」で、家じゅうの部屋の電源をバックアップ。
万が一停電しても、いつもと同じようにどの部屋でも電気を使うことが可能です。
200VのエアコンやIH調理器も使うことが可能です。また、「重要負荷(非常時兼用)分電盤」にも対応していて、目的に合わせて選択ができます。

二世帯住宅やオール電化のご家庭など電気使用量の多いご家庭や、ご高齢な方がいたりペットを飼っていて電気使用が途切れることを回避したいご家庭には、特におススメの内容となっております!

特徴3:停電時も太陽光パワコンの切替不要でそのまま充電可能

災害などにより停電した際に蓄電システムからの電力供給に自動で切り替わります。
特別な操作は不要!しかも復電時も通常運転へ自動で切り替わります。
また、停電時も太陽光パワコンを連系運転のまま動作できるため、太陽光パワコンの自立運転への切替は不要。通常時も、非常時においても、太陽光発電の能力を最大限活用できる蓄電池です。

ただでさえ不安で不測の事態が起きやすい災害時だからこそ、自動で切り替わってくれるので、慌てることなく電力を確保でき、電気のある中でその後の災害対策をとっていただけます。

特徴4:V2Hシステムと自動連携!!

ニチコン製のものと限られてはおりますが、蓄電システムとV2Hシステムを併設して連携することが可能!
太陽光で発電して余った電気を蓄電システムだけでなく電気自動車にも蓄えて、暮らしの中で効率良く使うことができます。

また、停電時には蓄電システムとV2Hシステム(電気自動車からの給電)を合わせて最大9.0kVAの電気が家庭に給電でき、昼間であれば太陽光発電の電気も同時に供給可能。
停電時、V2Hシステムの切替操作は不要です。

既に電気自動車をお持ちの方、これから電気自動車を導入しようとお考えの方であれば、V2Hも合わせてご購入というのがおススメです!

特徴5:AIが蓄電システムをコントロールする「AI自動制御」対応

過去の電力使用状況や天気、太陽光発電量などさまざまなデータをAIが学習し、翌日の余剰電力量を予測。自動で自家消費に最適な運転設定を行います。
まるでオーダーメイドのように毎日各家庭における最適な蓄電量に調整するため、常に効率良く蓄電システムを活用できます。

【 例1:翌日が晴れの場合 】
1.AIが翌日の「余剰電力量」を予測
2.「余剰電力量」を見込んで少なめに蓄電
3.昼間の「余剰電力」をムダにすることなく蓄電

【 例2:翌日が雨の場合 】
1.AIが翌日の「余剰電力量」を予測
2.「余剰電力量」が見込めないため、満充電
3.「発電電力」がないので蓄電池からたっぷり放電

特に卒FITされて売電価格が大幅に下がってしまった方や、そもそも自家消費をしたいとお考えのご家庭におススメです!

また、お住まいの地域に気象警報が発表されたら、自動で蓄電システムを満充電にして停電に備えることができます。
早期注意情報が発表された場合には、夜間に安い深夜料金の電気を蓄えておくことで停電に備えます。

特徴6:容量の30%を常時蓄電

蓄電容量の30%を非常時のために常に蓄えておくことが可能!
災害などにより急な停電が発生した場合でも、蓄電しておいた電気がしばらくの間使えるため安心です。

70%:普段の暮らしで有効に活用
30%:停電に備えて常に蓄電されている
※この30%は工場出荷時の設定値です。30~70%まで10%単位で室内リモコンから設定変更が可能です。OFFにすることも可能。

特徴7:南側設置が可能

オプションの日除け板を取り付けることにより、家屋の南側にも設置することが可能。
置き場所が限定されていて、今まで設置をあきらめられていた方にお喜びいただける内容となります!

ここを見てほしい!「だから単機能タイプの蓄電池を選ぶんです!」の理由

上記特徴1~7の中でも随所でおススメの方をお伝えさせていただきましたが、もう一点、この蓄電池で大きくポイントなのが、単機能タイプであることです。
ハイブリッド・トライブリッドの蓄電池が増えてきている中、単機能タイプの蓄電池をお選びになられる方は実は多くいらっしゃいます。

それはなぜか。実は【PID】という現象を起こさないようにということです。

PIDとは…
Potential Induced Degradationを略してPID、そのまま訳すと「電圧誘起(誘発)出力低下(劣化)」のようになります。

ハイブリットタイプなどであれば、太陽光と蓄電池のパワーコンディショナを一つにまとめてしまいます。パワーコンディショナを一つにまとめることでスペースもとらず、またパワーコンディショナが買い替え時期になっているご家庭であればまさにおススメなのですが、通常の太陽光単体のパワーコンディショナの場合と異なり、ハイブリットタイプは夜でもパネル側に漏れた電流のストレスがかかってしまい、薄膜系や古い製造パネルについては急速な出力低下(劣化)を引き起こすことがあるのです。

これがPIDであり、そうなると出力の低下をもたらしかねない、つまり売電期間が残っているご家庭であれば発電ができなくなるので売電収入が激減してしまうということが起こってしまうのです。

このようなPIDが発生することは正直言ってほとんどありません。
しかし、発生する可能性は0%ではなく、特に問題なのが発生するかしないかは実際に蓄電池を設置してみないとわからないということです。

なので、PIDを気にされる方、懸念すべき方には単機能タイプの蓄電池がおススメなのです!

ではどのような方に単機能の蓄電池がおススメなのか。それが下記のようなご家庭となります。

―太陽光をつけて数年しか経っておらず、パワーコンディショナの交換が不要な方―

パワーコンディショナがまだ元気に動いているのだれば、無理にハイブリッドにしてパワーコンディショナを一台にまとめる必要はありません。
安全に安心して生活するために設置する蓄電池だからこそ。PIDにならない単機能タイプの蓄電池を選ばれる方は多いのです。

かといってハイブリッド・トライブリッドが悪い、よくないというわけではありません。
設置されるご家庭が蓄電池に何を望まれるのか、そして今のご家庭の状況・既設太陽光の状態等を考えて最適な蓄電池が何かということなのです。
それは各ご家庭によって全く異なります。

だからこそ、ぜひ一度専門アドバイザーにご相談ください!
蓄ナビでは、取扱商品も数多く、知識豊富なスタッフが、ご家庭に最適な蓄電池をご提案させていただいており、多くの方にお喜びいただいております。

まずはお気軽にお問い合わせを!お待ちしております!

※補助金制度は地域や時期によって内容が異なります。
※代行時も、お客様にてご準備いただく必要書類がございます。

support
0120109296 資料請求から補助金まで無料メール相談 資料請求から補助金まで無料メール相談