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ネクストエナジーの新製品!NXS-MHESS001の性能・特徴は? 

  • 2020.08.07
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基本的には蓄電池には、コレを選んでいれば絶対大丈夫!というものはありません。
太陽光発電でご利用の環境の違いや家族構成による消費電力量の違い、停電時の性能のご希望などに合わせて必要な機種や容量が変わってくるからです。
そのため各メーカーから様々な特徴のある機能・性能のある製品が、工夫を凝らして販売されています。
様々なメーカーにはそれぞれそのメーカーらしい考え方や特徴があり、ライバルメーカーとの差別化を図るため、あるいはそれぞれがメーカー同士でシェアをカニバらないようにするため、メーカー独自の癖・偏りがあります。
今回は最近注目の集まっている新製品!
ネクストエナジーの新スペックの蓄電池をご紹介します!

 

メーカーについてご紹介。ネクストエナジーとは?

ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は、自然エネルギー利用のトータルサポート企業として2003年に設立、マイクロ水力発電の技術で国土交通省のモデル事業に認定、太陽光設備の中古流通など、着実・堅実に再生エネルギーに貢献してきた企業です。
なにぶん元々が家電メーカーではありませんので、私たちの目に触れるような名の通ったメーカーでも無ければ、海外で販売の実績があるメーカーなどではなく、一般向けの電気製品の製造をするメーカーではありませんでした。
そこから太陽光パネルなどで性能の良い製品を発売し、全国で大量に販売され、現在「太陽光のメーカー」としては一定の認知度があるメーカーです。
蓄電池の新製品としてネクストエナジーの製品が発表されたのは、とてもセンセーションでした。
家庭用据置型蓄電池の製造メーカーとしては、大手家電メーカーも撤退する例もあり、材料の調達や市場の動向の難しいところが多分にあります。
医療機器メーカーの印象が強いオムロンが今や蓄電池市場の中心に居ることでも窺えます。
ホームページなどで見ると、ネクストエナジーは社員に対して人情的な思想が強く、不可能を可能にしてゆく根性のある企業であるという気概を感じます。

 

商品名は「iedenchi-Hybrid」

真っ白でシンプル極まりない外観と、パワコンと蓄電ユニットのどっしりしたサイズ感。
これまでの蓄電池の市場には無かった新製品として登場したiedenchi-Hybrid(イエデンチハイブリッド) NXS-MHESS001は、「心豊かな、質の高い暮らし」というキャッチコピーの通り、ハイ・ボリュームのスペックで暮らしの質を落とさずに生活するための蓄電池としてデザインされています。

・かなりの大型容量、充分な出力

10.24kWhの容量はかなりの太陽光発電量と消費電力量のある家庭までカバーできます。
そして停電時には4kWの定格出力で200V対応、全負荷。トップクラスの容量で光熱費を賄い、停電時を支えるパワーがあります。

・ハイブリッドパワーコンディショナ

この容量にしてパワコンがハイブリッドタイプであることが最大の特徴であり、これまでは無かった機種だと言えます。
太陽光発電システムのパワコンを買い替える手間が減り、蓄電システムのパワコンと一体になっていることによって製品の故障に備える手間も減り、設置する機械や配線も比較的スッキリしますので、ハイブリッドのニーズが増えていますのでこれは嬉しい仕様です。

・多彩なモード設定の搭載

通常の経済モード・自家消費モード(グリーンモード)・バックアップモードに加え、HEMS連携モードで家電製品と都合を合わせて機能したり、サーバーと連携して制御する「NEコネクト」の設置によって電力会社の出力制御などにも自動で対応でき、操作せずとも暮らしの質を保ってくれる機能も採用されています。

・価格は?

蓄電池の希望小売価格は、オープン価格扱いになっているものや実際の取り扱い価格とはかけ離れた金額であることも多く、また、工事内容によって実際の総金額の変わる部分もあるため、希望小売価格は参考程度にしかならないとも言えます。
iedenchi-Hybrid NXS-MHESS001のメーカー希望小売価格は325万円(税抜)。
蓄電池をお考えの方であれば、このスペックの蓄電池の割には参考小売価格が安いと思われると思います。
実売価格に期待が膨らみます。

 

どんな要望に合う商品なのか?強みと弱点は?

やはり比較的大型の蓄電池ですので、どちらかといえばご家族様の人数が4人以上、5人以上など多い方や、太陽光発電の発電量も多い方に向きます。
ご家族様の多い方は消費電力量でも大型の蓄電池が合いやすく、大型で価格の張る蓄電池を導入しても無駄なくしっかりと電気代の削減ができます。
そしてご家族様の多い世帯では停電時の最低限の電気の利用もどうしても多くなります。
iedenchi-Hybridは「停電を感じない家の実現」という考え方で設計されていますので、最大限の安心を手に入れることができます。
何と言っても、あれも欲しい、これも欲しいという機能が全て搭載されているというハイスペックさがこの蓄電池の強みです。

それに対して、弱点は「大きすぎる場合」です。
ご家族の人数が少なく1~2人、太陽光発電も3kWなどの少なめの設置の場合、このサイズの蓄電池は電力をしっかりためてしっかり使うことができず、サイズが無駄になる部分が出てしまいます。
本体の横幅87cm、高さ87cm、奥行は35cmと、物理的な大きさではあまり問題になる程ではありませんが、もっと小容量の蓄電池と比べるとどちらがご自宅の暮らしに合うかがポイントになります。
また、太陽光発電をされる予定のない方はハイブリッドシステムの蓄電池である必要がありませんので、この機種でなく単機能の蓄電池から選択されるのをお勧めします。

 

まとめ:iedenchi-Hybrid NXS-MHESS001はどんな機種?

これまでに有った各メーカーの蓄電池の傾向から、より大容量でハイスペックな蓄電池が求められているというニーズが強くありました。
iedenchi-Hybridは大容量の蓄電池にハイブリッドパワコンの優位性がしっかり盛り込まれ、「これでもか!」と言う程のハイスペック蓄電池です。
他の蓄電池をチェックされて、物足りなさを感じられた方は是非iedenchi-Hybridをご確認下さい。なんだ、良い蓄電池があるじゃないか!と言わせるだけの機種です。
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