STORAGE BATTERY 蓄電池とは
ご自宅を「スマートハウス化」 蓄電池のメリットと特徴
電気を貯めて、繰り返し使える省エネ設備
蓄電池は充電式電池とも呼ばれており、電力を充電して蓄え、繰り返し使用することができる電池システムのことをいい、主に「二次電池」と言います。
身近なところでは、スマートフォンのバッテリーやEVカーなどに使われています。蓄電池にはいくつかの種類があり、用途などによって使われている種類も違えば、それぞれリサイクル回数や寿命が異なります。
蓄電池を用いて負荷電力を平準化することで、料金の安い深夜電力を充電、昼間に利用(放電)することで電気の基本料金を削減できます。また時間帯別の電力契約を選ぶことで、家庭用蓄電池は料金の安い深夜電力で充電し、日中に放電できますので、電気料金を確実に抑えられます。
エネルギーの消費量やスペックに合わせる 蓄電池の種類
蓄電池の種類でご家庭の電力の規模を調整し、必要な容量に必要な分だけ貯められるスペックと種類をお伝えいたします。
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鉛蓄電池
正極に二酸化鉛(PbO2)、負極に鉛(Pb)、電解液に希硫酸(H2SO2)を用いた二次電池です。二次電池の中でも最も古い歴史を持ち、開発から現在まで様々な用途で利用されています。
自動車のバッテリーとして利用されているものをはじめ、非常用電源やバッテリー駆動のフォークリフト、また、ゴルフカートといった電動車用主電源などに使用されています。
メリット
- コストが比較的安価
- リサイクル数3,000回で高寿命
デメリット
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充放電のエネルギー効率が
他の電池よりも低い
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ニッケル水素電池
マイナス極に水素吸蔵合金、プラス極にオキシ水酸化ニッケル、電解液に水酸化カリウムをはじめとするアルカリ水溶液を利用した電池です。
エネループをはじめとする乾電池二次電池やハイブリッドカーの動力源などに使用されています。
メリット
- 過充電、過放電に強い
- 急速充放電が可能
メリット
- 自己放電が大きく消耗しやすい
- 寿命が6〜7年と短い
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リチウムイオン電池
正極にリチウム含有金属酸化物、負極にグラファイトなどの炭素材、電解液に有機電解液を用いた二次電池のことを言います。エネルギー密度と充放電エネルギー効率が非常に高く、また残存容量や充電状態が確認しやすい利点があります。
ノートパソコンや携帯電話など、モバイル機器のバッテリーに用いられる電池です。家庭用・産業用蓄電池でも用いられています。
メリット
- サイクル数35,000回
- 寿命が6〜15年と比較的長い
デメリット
- コストが高い
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NAS電池
大規模電力貯蔵施設や電力負荷平準化、再生可能エネルギーの出力などに期待されている蓄電池です。
メリット
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充放電時の自己放電などがなく、
充放電のエネルギー効率が高い - 長サイクルに制限がなく長寿命
デメリット
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作動温度が約300度で常温では動作しない
(ヒーター等による加温が必要)
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充放電時の自己放電などがなく、
ご家庭の用途や状態に合わせた設備 蓄電池の設備
ご家庭の省エネルギー運用に合わせた設置を展開。据え置き型の定置蓄電池で、所定のスペースを確保して設置する場合や、自由に移動させることが可能なポータブルまで様々な用途で設置いたします。
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蓄電池用パワコン
蓄電池と蓄電池用パワコンで構成されるスタンダードタイプで、太陽光発電設備の保証期間を気にせず使用できます。
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太陽光発電+蓄電池
パワコンハイブリット型蓄電池。発電した直流電流をそのまま貯めることができ、変換ロスが少ない利点があります。
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太陽光発電+蓄電池+EVパワコン
トライブリット型蓄電池。3つのパワコンが一体化され、EVでも利用できるので、便利です。
蓄電池のメリット大全 暮らしのニーズに役立てる蓄電池のいいところ!
ご家庭に電気を貯める仕組みを導入することで、快適な暮らしが実現!蓄電池のメリットをご紹介いたします!
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_MERIT 01 停電・災害時の
電力供給ができる!災害時の停電の際に、貯めた電気が使えます!
照明だけでなく、冷蔵庫やパソコンなどの電化製品の通常稼働が可能となり、緊急時の備えができます。 -
_MERIT 02 効率良く
基本電気料金を削減!ピークカット時という、日単位や年単位の電力需要ピークを低く抑え、電力をを多く使う時間帯に放電することで、電力購入の最大量を削減し、基本電気料金のセーブを行います。
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_MERIT 03 太陽光発電+蓄電池
=自給自足の仕組み化太陽光発電と蓄電池をセットで購入することで、電気料金を大幅カット!自然エネルギーをご家庭の電化製品に転用し、スマートハウス化が実現でき、自給自足の暮らしを過ごせます。
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_MERIT 04 固定価格買取制度が終了しても、
自家消費を実現2019年以降FIT(Feed-in Tariff )太陽光発電における、固定価格買取制度が10年の満期による終了が発生しても、蓄電池を購入していると、自家消費ができ、売電収益以外のコスト削減につながります。