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地方の補助金が復活!?今が蓄電池設置の狙い目かも! 

  • 2020.11.17
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蓄電池は実用性のある機能や容量のものを設置しようとすると、どうしても費用面が心配になります。その際、多くの方が補助金を利用したいとお考えになりますが、補助金がない地域もあれば、補助金があっても予算が上限に達してしまっていたということもこの時期では多くあります。
そんな中、コロナ禍の影響を受け、補正予算で再度受付けをスタートさせた自治体もあるのです。今回は9月末から補助金受付を再スタートをした愛媛県松山市について詳しく見ていきます。

愛媛県松山市が補助金受付を再開!

今回補助金受付を再開したのは愛媛県松山市です。
松山市によると、『令和2年度の太陽光発電システム、家庭用燃料電池(エネファーム)システム、住宅用蓄電池システムの設置補助金は、予算額に達したため申請受付を終了していましたが、コロナ禍による国の臨時交付を活用し、下記のとおり9月議会で補正予算が承認されましたので、9月29日から補助金の申請受付を再開します。』とのことです。
まさか、コロナ禍の影響で蓄電池の補助金が復活するとは思ってもみませんでしたが、結構な件数を用意してくれています。
件数についてはそれぞれ下記の通りとなります。

・太陽光発電システム設置補助 約705件
・太陽光熱利用システム(温水器・高度利用)設置補助 約25件
・家庭用燃料電池(エネファーム)システム 約105件
・住宅用蓄電池システム設置補助 約235件
・太陽光発電システム設置補助(ZEH上乗せ補助) 約80件

太陽光発電システムの補助件数705件に比べると少なく見えますが、蓄電池システムに割り当てたれた補助件数235件も充分余裕のある件数と言えるでしょう。

金額は?条件に変更はないの?

今回の追加受付けですが、金額も申請条件も元々のままで一切変わりはないようです。

<補助金額>
・10万円(ただし、補助対象経費が10万円より少ない場合は、その金額)

補助対象経費に該当するものは、蓄電池部(リチウムイオン蓄電池)、電力変換装置(パワーコンディショナー等)、附属品(キュービクル、計測・表示装置等)、住宅用蓄電池システムに関する工事費(足場設置・補強等も含む)とされており、これら全てを合わせて10万円を下まわることはまずないと思いますので、みなさん一律で10万円を受け取れることとなるでしょう。

<対象となる機器>
・松山市内の住宅(人が居住するものに限る)に設置したシステム(据置型)
・一般財団法人電気安全環境研究所(JET)などの認証を受けた機器(例:S-JET認証がある機器)
・新品(中古品・リース品は対象外)

<対象の条件>
・引渡し完了日を含む1年以内であること。
・松山市税を滞納していないこと。
・設置について建築基準法等、関係法令を遵守していること。
・当該システムに対し、松山市が行う他の補助金の交付を受けていないこと。

これらも内容に変更はなく、松山市内にお住まいで、きちんと納税をされている方が新品の蓄電池を設置したのであれば、問題なく対象となる内容となっています。

そもそも当初予定されてた令和2年度の補助金はいつ頃なくなった?

令和2年度の愛媛県松山市の補助金はかなり早い時期、6月上旬には終了してしまっていました。これは他の自治体と比較しても異例の早さと言えるでしょう。
令和2年度の予算ですから3月に予算額が決定し、4月受付スタートと考えると、6月上旬には終了していたということであれば、4.5月で設置した人がかなりの人数で、その人たちの申請だけで枠が埋まってしまったということなのでしょうか。実はそうではありません。

ここでポイントとなるのは上記で記載した対象の条件の一つである、「引渡し完了日を含む1年以内であること。」という内容です。
これは、愛媛県松山市の補助金は設置から1年間申請が可能であるという内容となります。
例えば令和元年12月頃に蓄電池を設置した方がいたとして、「令和元年に蓄電池を設置したけど、その時には予算が上限に達していたから令和元年度の補助金は申請出来なかった」となりますが、そんな方でも、令和2年度の予算が確定するまで待って、4月になると令和2年度の補助金申請をすることができてしまうのです。

つまり、前年度で上限に達していたため申請出来なかった方たちが、こぞって受付スタートとなった4月で申請をしたため、異例の早さで上限に達してしまったということなのです。

残り件数を確認してみました!

愛媛県松山市では、元々蓄電池を設置する方が多いということも件数が早く上限に達してしまう理由の一つとしてあるかと思いますが、そうなると、今回追加で用意された件数がもうなくなってしまっているんじゃないかと心配になりますよね。

そこで今回、蓄ナビスタッフが松山市に問合せをし、残り件数を確認してみました!

・太陽光発電システム設置補助 残り484件
・住宅用蓄電池システム設置補助 残り90件

(2020年11月6日時点)

蓄電池に関しては235件から90件。100件を切ってきているので、蓄電池設置をご検討されている方は早めに行動された方がいいかもしれませんね。

来年度も予算が割り当てられるとは限りません!

お伝えしたように、愛媛県松山市では設置してから1年間、例え来年度の予算になったとしても申請することができます。

ただそれは、来年度も予算が割り当てられたらということが条件となります。また予算が割り当てたとしても、条件が変更されてしまって前年度設置者は申請出来なくなるかもしれません。金額も変更があるかもしれませんね。

割り当てられる可能性は高いと思いますが、確実とは誰も言い切ることができないのです。

まとめ:せっかく補助金があるなら利用するっきゃない!

今回は愛媛県松山市の補助金受付が再開したという内容でしたが、他の自治体でも同じようなことがあるかもしれません。またそれ以前にまだ上限に達していない自治体も多くあるようです。

今はコロナ禍の影響で家にいる時間も多く、家の事を考える時間を今までより長く持てるようになったという方が増えています。
そのためか、どの自治体の補助金も前年度までより予算の減り具合が予測できない状態となっています。

せっかく蓄電池を設置するならぜひ利用していただきたいのが補助金の制度です。
申請方法・必要資料・申請時期もそれぞれの自治体によって全く異なります。
難しい補助金申請も蓄ナビなら代行することが可能です。少しでも「蓄電池どうかな…」とご検討されてる方は、ぜひ蓄ナビにお問い合わせを!お待ちしています!

※補助金制度は地域や時期によって内容が異なります。
※代行時も、お客様にてご準備いただく必要書類がございます。

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