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蓄電池に限った話ではありませんが、分割払いの場合は利息に注意！
- 2020.08.11
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人間、できることなら借金はしたくないな、と思いながら皆さんお過ごしかと思います。
人にお金を借りるより貸してあげられるようになりなさい、と筆者も子供の頃に祖母に言われて育ちましたが、誰しも会社やお店を起業する際・家を買う時・車を買う時などではローン払いをすることがあると思います。
最近ではカード決済やネット決済なども普及し、ローン払いで買い物をすることが昔よりさらに身近なものになってきています。
実はオール電化や太陽光発電、蓄電池の購入については、一括より分割で購入される方が大半を占めます。
分割で支払っても金利がかかるだけじゃないの？
なのにどうして、分割で購入される方が多いのでしょう？
目次
借金になるのに、金利がかかるのになぜ分割払いが多い？
ローンで商品を買えば金利がかかり、購入金額+金利を支払うので実質料金が高くなってしまいます。
それでもオール電化や太陽光発電、蓄電池の購入を分割でお支払いされる方が多い理由は２つあります。
１つは、家を建てる時に合わせて導入される方が半数を占めるからです。
土地・家を建てる時の実質費用は立地によって土地代が大きく違いますが、そもそも何千万円単位の話ですので分割での購入を余儀なくされます。
その購入時に設計段階から太陽光発電や蓄電池が入っていたら、当然家の購入費用と合わせて分割で支払う流れになります。
この場合、太陽光発電や蓄電池のみの実質的な金額すら知らずに購入する場合もあります。
もう１つの理由が、毎月お支払いされている光熱費の削減のために導入するものですので、お支払いも月々分割にすれば支払い金額を相殺できるため、一気にご負担かけなくとも分割でのお支払いがしやすいためです。
ガスや電気料金のお支払いも基本的には毎月のものなので、一括で支払って一度にご負担がかかるよりも、分割での月々の支払金額に見合うだけ光熱費が浮くのであればやろうかな、という発想で購入されますのでローンでのお申し込みが大半、ということになります。
当然ですが、一括で金利無しで購入できた方がメリットが大きいことになるのですが、ご自分で思い立って数百万円という支払いを一括でされる方というのはやはり限られています。
金利はどこでも同じではない！ローンの金利もしっかりチェックしましょう。
分割払いをご利用の場合、ローン会社によって金利の計算方式が少しずつ違っています。
さらに、同じローン会社でも販売店によって金利の割合が違います。
ここが分割で購入する際の大きなポイントです。
販売店は大抵何社かのローン会社かを選べるように提携を結んでいますが、販売店自身もローン会社からの評価によって条件が変わるのです。
販売店自身がローン会社に実績を認められていると金利が安く、販売店に実績を認められていないと高くなります。
例えばあるローン会社で税込み150万円のお支払いを10年払いにした時、
・実質年率2％→分割払手数料(金利)15万6千円程
・実質年率4％→分割払手数料(金利)32万円程
なんと、16万円も違うのです。10年間で16万円の違いを大きいと思うかどうかは人によると思いますが、総額で言うと165.6万円と182万円、同じものを買うなら安く買えた方がいいですよね。
信頼できる販売店をローンの金利から判断されるのも一つの判断基準です。
余裕があれば月々の支払額を増やせば、金利を減らすことができる
分割払いの年数は大抵の場合、一年単位で替えることができます。
もちろん支払い年数を短くすればするほど月々の支払額が増えますが、光熱費の浮き幅に合わせて、短い年数で支払ってしまえば金利も安く収まり、早く支払ってしまえます。
ボーナス月に多くお支払いする設定もできます。
ローンで分割払いしているのが嫌になったら、残金を支払ってしまって払い終えてしまうこともできます。
ローンは「最初にまとまった負担がかからないようにするための手段」として非常に便利ですので、賢くご利用下さい。
まとめ：同じ買い物でも工夫次第で結構変わります。面倒でもきちんと相談して決めましょう。
分割で月々のお支払いをされるのと、一括でドーンとご負担がかかるのとでは大きな違いですが、充分に貯えのある方であれば金利のかからない一括をご希望されることもあります。
当然ではありますが、ローンの支払い年数などは販売店から一方的に決められるのではなくお客さま自身が決定することですので、誰もが同じ払い方をする必要などありません。
私はできるだけこういう支払い方がしたい、ということをしっかり伝えましょう。
こういう支払い方だとどうなるの？この年数だと月いくら？
たくさん聞いていただいて、計画的にご利用いただけるようにご相談下さい。
最適な内容をご紹介できるように努力致します。
