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蓄電池の「運転モード」 

  • 2020.02.25
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蓄電池の「運転モード」

蓄電池を使うと、普段は操作することはあまりありません。毎日利用する電気を、あっちへやったりこっちへやったりと勝手に動いてくれますので、天気や季節で操作しないといけない場面もなく、使い方に悩むことはありません。設置後は、停電時に自動的に蓄電の利用に切り替わるのかどうかのご確認をしていただき、停電時に必要な操作のある場合は覚えておいていただければと思います。
しかし電気の事情は変わることがあります。売電金額が変わったり、ご家族の人数が変わって消費電力の事情が変わったりすると、それに合わせられるように運転モードの変更ができるようになっています。(簡単な操作で普段切り替えができます。)
その運転モードごとの特性も機種によって違いはありますが、ほとんどの機種に搭載されている3つの運転モードの違いを解説します。

・経済モード

深夜電力から充電し、電気代のかかっている時間の消費電力に回すのに特化したモード。
FIT終了前で、売電は減らしたくないという方におすすめです。売電を減らさずに電気代の節約に努めます。

・グリーンモード(クリーンモード)メーカーにより呼び方違う

太陽光発電システムから充電し、電気代のかかっている時間の消費電力に回すのに特化したモード。FIT終了後の、売電より消費電力の節約に全力を注ぎたい方におすすめです。売電・買電に依存しないスマートハウス本来の働きに一番近いと言えます。

・安心モード(蓄電モード)等、メーカーにより呼び方違う

蓄電池に多めに充電量を残しつつ運転するので、災害に備えて運転するモードです。
上記2つのモードよりも経済性に劣る面はいなめませんが、蓄電池本来の目的である「停電への備え」に特化したモードです。もちろん他のモードでも停電時の備えにはなるのですが、より万全の備えのためにこのモードのある機種も多いです。(敢えてこのモードは無い機種も多数)

まとめ

蓄電池を導入しても機能に変化が付けられるのをおわかりいただけたかと思います。通常、設置工事時には売電年数によって経済モードかグリーンモードに合わせて設定されていますが、導入時の目的と効果が合わない場合はその都度変えて様子を見ていただけます。詳しいご説明はお気軽にお問合せお待ちしております。

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