COLUMN コラム

コラム

ハイブリッドの蓄電システムが設置できない場合がある!系統分けって何?? 

  • 2020.07.27
  • コラム

他社で蓄電池のお見積りをされた方が、こちらの蓄電池やりくりナビにセカンドオピニオンでお問合せ下さることも多くなってきました。
大変嬉しく思っております。お力になれるよう頑張ります。
蓄電池や太陽光発電は、電力会社によってデザインされている電力の仕組みの中で発電、蓄電を行う機械ですので、非常に複雑で難解な仕組みがたくさんあります。
「希望の機種を言ったら、太陽光の発電量が下がると言われた」
「ハイブリッドの機種を希望したけど、単機能を紹介された」
というお問い合わせが続きましたので、今日はその部分をお話しようと思います。
実際、お客さまがこんな複雑な説明をご理解される必要は無く、工事会社や販売担当者がしっかり理解していればいいのですが、最近はものすごく詳しいお客さまが多いので記事にしようと思い立ちました。
すごく面倒な、機械の説明ですのでお嫌いな方は読まないことをオススメします。
これは少々専門的なお話ですので、機械の説明などがお好きな方は是非最後までご覧下さい。

 

パワコンには太陽光発電と接続する限界量が決まっている。

 

太陽光パネルは巨大な1枚物ではなく、長方形のパネルが連なっていますよね。これは、屋根の形に合わせてレイアウトしやすいくする意味と、運搬や工事やメンテナンスがしやすいため、効率良く長期間の発電をするための形です。
これら全部がパワコンに一本一本付けているのではなく、何枚かの「束」になっています。
そしてそれぞれの束を「1回路」としてパワコンに接続しています。
太陽光や蓄電池に付いているパワコンには、接続できる回路の本数が決まっています。
この回路の数を「回路数」と言います。
このように、パワコンから各パネルへと配線が枝分かれしていることを「系統分け」と言います。
太陽光パネルと太陽光パワコンとで結び付いていた回路数は、単機能蓄電システムを導入してもそのまま繋ぐことができるので問題ありません。
しかしハイブリッド蓄電システムを導入する際には、太陽光のパワコンも合わせて変更することになるので、機種によっては回路数が変わることになるのです。

 

系統分けが原因でハイブリッドが設置できない場合とは?

付けたい蓄電池が取り付けられないと言われた、または取り付け工事費用が多くかかると言われた、という話の時、大抵コレが原因です。
まず、元々の太陽光パワコンと同じ回路数であれば基本的にはそのまま接続を変えるだけで良いので、問題なのは「ハイブリッド蓄電システム側の方が回路数が少なかった場合」です。最悪の場合、業者によっては下の図の真ん中のパターンで工事を完了してしまい、せっかく蓄電池を設置したのに太陽光パネルが一部無駄になるということも行われているそうです。
図にするとこんな感じになります。

上記の図は12枚が1面に並んだ太陽光パネルの場合の簡単なイメージになります。
実際の回路数はもっと複雑な場合が多いです。
これだと発電量が4分の3に減ってしまい、図の場合では接続しない3枚のパネルは屋根の上の飾りになってしまいます。
とんでもないですよね。

 

パネルを減らさずにハイブリッドを設置したい

上記の図の右の絵のように、系統分けでパネルの「束」組み替えて接続したり、接続器で枝分かれを増やしたりして接続すれば、太陽光パネルを減らさずにハイブリッドを接続することができます。
しかしすでにお気付きかと思いますが、それには普通、追加の工事費用がかかります。
パネル1枚1枚を外して接続し直したり、追加で機材が出るのである程度は仕方無いと言えます。
さらに言うと、それでも組み替えることができない場合もままあります。
寄棟型の屋根で、複雑な枚数配分でパネルが載っている場合には、どうやってもハイブリッドの回路数では割り切れず余りが出てしまうことがあるのです。

 

系統分けややこしい!ユーザー様はどうすればいいのか?

蓄電池の場合、お客さまが商品だけ選んで別に買ってしまってから工事会社に依頼するというようなことは通常ありません。
販売店が工事会社に連携、工事会社が電力会社に連携しますので、ちゃんとしてくれる販売店に一言聞いておけば済みます。
「この商品って、うちの太陽光発電に合うものなの?」
「この商品って、系統分けとかも大丈夫かしら?」
そんな聞き方でバッチリです。
できるだけ、ご希望の商品を適正な価格でご提供できるように努力するのは販売店の仕事ですので、きちんと下見をさせて、納得のできる工事をしてもらいましょう。

 

まとめ:系統分け以外にも、条件は色々

パワコンの入出力容量の性能次第でも太陽光発電で作られた電力が無駄になってしまう場合があります。
さらに、PIDでパネルが台無しになっても困ります。
太陽光発電と蓄電池との相性の問題というものは実はたくさんあります。
また、普段の話ばかり聞いていると停電時の環境が思っていたものと違うこともあり、自立運転時には入出力の容量が変わる場合や、ご説明不足だとそもそも全負荷と特定負荷の違いを知らなかった!なんていう場合もあります。
全て自己責任で「この機種じゃないと嫌だ!」と思われるよりも、蓄電池の導入時には面倒でも長々とご説明を受けていただいて安心の機種を設置していただくのが良いです。
蓄電池の選定は一件一件親身になって行わせていただきます。
蓄電池やりくりナビにご連絡お待ちしております。

※補助金制度は地域や時期によって内容が異なります。
※代行時も、お客様にてご準備いただく必要書類がございます。

support
0120109296 資料請求から補助金まで無料メール相談 資料請求から補助金まで無料メール相談